今週の記事はですね
この夏、菰野の川でテントサウナとバーベキューを楽しむイベントを開催しようと目論んでいます…
— KomonomaniaX@ネイチャーサウナ (@KomonomaniaX) June 9, 2020
暑い夏を更にアツくしませんか…
こうやって思うきっかけとなった
川とサウナの魅力をみんなに知って欲しいです。川って最高なんだと改めて認識できました。#川とサウナ pic.twitter.com/AOS06AIEZ0
— 川とサウナ (@kawatosauna) September 12, 2019
こちらの「川とサウナ」さんのツイート。なんだこれは!?と興奮し、自分もこれをなんとしても体験したい…!と思い立ち調べてみると、なんと三重県にあった!!!
それもマツコ会議にて「テントサウナの聖地」として紹介されている…
というわけでいざ!三重県最南部にある「飛雪の滝キャンプ場」へ!

その名の通り荘厳でただならぬ存在感の滝が…!
8つのコテージとテントサイトがあり、どの場所からも滝を感じられる作りになっております。
御託はもういいですね。
本題に参りましょう。

でん!これですよ。
サウナの本場フィンランド製の「テントサウナ」でございます。
中には薪ストーブがあり、意外にもしっかり室内は熱されている。

中はこんな感じで、ギュッとなれば8人くらい入れる。

これは「ヴィヒタ」と呼ばれるもので、白樺の若葉を束ねたもので本場フィンランドのサウナ体験では欠かせないアイテム。

水につけたヴィヒタをサウナストーブの上で軽く振ると、水滴が落ちる。
その水滴がサウナストーブの上で熱されたサウナストーンに落ち、蒸気が一気に立ち昇るとヴィヒタがその熱気で蒸される。
すると白樺の香りがフワッと広がり、テント内がまるで森の中のように。
そしていい感じに蒸されて温まったヴィヒタで、身体を程よい力で叩く!
穢れが祓われるような心地よさと、白樺の香り再び。
ヴィヒタを浸けていた水を柄杓ですくい、サウナストーンにかける。
ジューーーーーーっという蒸発音とともに、猛烈な熱波が。テントサウナと侮ってたけど一気に室温が上がるとともに吹き出る汗。
まだ中にしかいないけど、既に「ととのう」感覚がすごい。
普通の温浴施設内のサウナだとなかなか周囲に気を使うが、テントサウナは一緒に入っている人は「仲間」感が強いし、会話してもしなくてもその時間を楽しめる。
薪ストーブの窓から揺れる火、薪の爆ぜる音、滝の水音を感じているだけでも癒される。
その場に居合わせた人ともコミュニケーションが弾みやすいのも、その開放感からなのかも。
なんにせよ、10分があっという間なのだ。
そしてひとしきりり温まったら、いよいよこの場所が「聖地」と呼ばれている所以の…

滝!!!
普段そんなに水風呂はめちゃくちゃ好きってわけでもないので、正直テントから滝まで歩いてる1分で、川の水の冷たさと滝の勢いに日和る同行者と私。笑
しかし!ここに来たからには滝に打たれなければ締まらない!
というわけで打たれる。
前日の雨の影響か滝の勢いもなかなか。目開けるのと呼吸するのがやっとなくらい。
でも、終わった後には「これは必ず打たれるべき…」という精神状況に至っていました。
もう、これを知ってしまうとダメかもしれない…と思うほどの圧倒的「ととのう」感。ととのうどころかもう自然に自分が融けて行ってしまうような感覚。

そして再びテントへ。また滝へ。を繰り返す。
もうなんか、なにもいらない。
そんな時間になりました。
サウナのあとは、もう整いすぎてなにもしたくないこと山の如し。
焚き火を囲んでサバ缶を現地の炊き立て白米にのっけて食べる。

そして地酒をいただく。
闇の中に聞こえる滝の音。
もはや会話すらいらない、と感じる空間。
やっぱり、これはやらないといけない。
これこそが「菰野町を感じてもらう」のにうってつけの体験だ!
と強く思いました。
誰かがやってくれるのを待つのは、もうやめにしよう。(ピュ〜ウ)
時を戻そう。
この体験を菰野町でもやりたい。
考えるより先にこの「サ滝」のマスター佐竹さんに話すと「ぜひやってください!テントサウナと言えば三重にしましょう!」と二つ返事で快諾。
冒頭の、このテントサウナを知るきっかけをくれた「川とサウナ」の浅見さんにも連絡したところ、知りもしない他人からの打診を即答で快諾。
サウナ界隈、いい人しかいないのか…!?
せっかくやるなら「ただやって、はい楽しい」とするのももったいないので、多くの方に知ってもらいながら、関わってもらいながらやっていきたい、菰野町を軸とした関係人口を増やしていきたいと考え、クラウドファンディングを立ち上げることにしました。
立ち上げたばかりの誰も知らない地方のWebメディアの無謀な挑戦かもしれない。
でも、やらなきゃなにもはじまらない。
【ネイチャーサウナイベントを菰野で開催したい!】
↓というクラファンページはこちらから↓
https://camp-fire.jp/projects/view/304374
コモノマニアックスのチャレンジを、ぜひ見届けてください。
【飛雪の滝キャンプ場】